秋晴れが嬉しい一日。ここのところ、通りの並木がぐっと赤く色づいてきて、とっても綺麗です。
今日は、週末のポップアップにお持ちするアイテムをご紹介します。
暖かくした空間が似合う、秋冬を感じさせるビンテージの器たちをご用意しました。
気になるものがあれば、ぜひお手に取って見てみてくださいね。
ARABIA RUSKA ティーカップ&ソーサー
スウェーデン マルメのマーケットから連れてきたARABIAのRUSKAのカップ&ソーサー。
いつもいいなと思いつつ、購入までは至らなかったのですが、見かけたカップ&ソーサーにピンときて、連れて帰ってきました。
日本だとよく、小ぶりなものを多く見かける気がしますが、コーヒー用などいくつか形違いが展開されていて、ティーカップ用のものがこちらの形なのだそう。
定番感のあるデザインに、グラデーションのある深い茶色がほんのりかわいらしさを添えてくれています。
スタッキングすると絵になるところも嬉しいところ。
長く製造されていたアイテムですが、刻印から推測すると、1960年代のもののようです。
ベルギー BOCH LA LOUVIERIE 深皿
ベネルクスという言葉をご存知ですか?ベルギー、オランダ、ルクセンブルグの3カ国のことを言うそうです。
このベネルクスでいちばん大きいとされている蚤の市が、ベルギー トンゲレンの蚤の市。小さなトンゲレンの街をぐるっと回れるこの蚤の市で、ベビーカーを押しながら全部買うことにしたのが、こちらのクリーム色のプレート。(蚤の市の詳しい話はこちらに。)
ベルギーの王室御用達のBOCHという今もあるメーカーの1960年代頃のビンテージアイテムです。
フランスらしさも感じるアイテムですが、黄色に黒なんてベルギーカラーみたいじゃないですか。
ラインの主張が強すぎないので、あくまでシンプルなプレートという見た目だし、ハンドペイントらしく黒に色のゆらぎがあるところも愛着を感じます。
シャープに少なめというよりは、たっぷり料理を盛りつけるのが似合いそうです。
スウェーデン Rörstrand プレート大小
写真のプレートはスウェーデン ロールストランドのJAPONICAというシリーズのビンテージプレートです。
こちらはドイツ デュッセルドルフの蚤の市から仕入れてきました。
現存しているメーカーの中でも長い歴史を持つロールストランドは、アラビアの発祥でもあるんだそう(ロールストランドのフィンランド工場からアラビアが始まったんだとか)。
白地に茶色で梅の花のプリントが施されていて、日本をイメージしたデザイン。実物を見ると分かるのですが、デザインには和の雰囲気があるのですが、北欧のビンテージらしい風合いもあるアイテムです。
スウェーデンとドイツで見つけた花器
左はベルリン、右はスウェーデン ルンドという小さい街で見つけた花器です。
ベルリンのいちばん大きな蚤の市の、掘り出し物が見つかる出店者の店で、汚れていたのですが、なんだかどうしても目に止まったこの花器。
多分誰かも気になったのであろう、ダンボールのいちばん上にポンと置かれていました。セミマットな風合いで、絵柄がたっぷりと書き込まれています。インテリアのアクセントにどうぞ。
たっぷりお花と植物がハンドペイントで描かれた花器は、マルメのお隣、ルンドのセカンドハンドストアで見つけました。日本でいうリサイクルショップである、セカンドハンド。スウェーデンではかなり生活に密着していて、器類もたくさん並んでいます。
食器が見当たらない時でも、ぐるりと見渡すと、かわいい花器などがなかなか見つかるんです。
すとんとした縦長のフォルムで、クリームのベースカラー(内側はレンガ色)にブラウンのペイントが施されています。
ドイツの保温カバー付きポット
いちばん左、ドイツで見つけた保温カバー付きのティーポットです。こちらもドイツ デュッセルドルフの蚤の市から仕入れてきました。
保温材のついたアルミ部分と、ポット部分がわかれるようにできていて、たっぷり淹れたお茶やコーヒーを保温をしておくこともできますし、ポットだけを取り出して洗浄することもできるようになっています。
陶器の足がぽちっとついているところも、かわいいんですよ。
今回お声がけ頂き、部活的みたいに夫や妹と活動している義実家農園のキウイのベイクドケーキもお持ちします。
タルト生地の上にケーキ、赤いキウイ、クランブルと層になったケーキです。
キウイ自身はかなり甘いのですが、焼き込むと甘酸っぱくなって、甘い生地とよく合います。
少し冷える時間も増えてきました。お出かけ途中に温まりにお立ち寄りいただけたら嬉しいです。
暮らし相談デスク REFACTORY antiques(飯能市飯能302-2)
11/11(土) 11:00〜18:00
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